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ロッテVS巨人戦観戦・・・

6月10日(土)ナイトゲームのロッテVS巨人(千葉マリンスタジアム)



結果は代打ワトソンのライトオーバーヒットでサヨナラ勝ちというドラマが待っていた。
内容は非常にいい試合。充分にゲーム観戦を堪能出来たと言っていいだろう。
しかも満員御礼!ロッテも凄くなったもんだな!
まず神宮では見れない光景・・・(泣)

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前にも書いたことと重複するが再度言わせてくれ!
巨人の応援についてだ。

どこの誰が見ようと完全に”ロッテ”のパクリである。
これは言い訳は出来ないはずだ。
オレンジのタオルをぶん回し、跳ね飛ぶあのスタイルまで完全模写。
もっと凄いのが応援楽曲の完全コピー。

L・O・TT・E-!OH-ロッテッ♪の大合唱を
○○○○○ー!OH-ジャイアンツッ♪っておい!

ちなみに我が球団ヤクルトの万歳三唱までオプションで持っていってしまう始末。。。

いや、あのね、、、パクリ自体が悪いとは言わないが露骨にやりすぎだろ。
それでいて”ALL OK”て具合のレフトスタンドに以上に腹がたった。
ロッテだってJリーグのパクリじゃねぇか?って意見もあんまり理解できない。
そんなことを辿っていったら日本そのものがパクリの国じゃんか。
要は多種の新しい風、血新しいを最初に取り入れてオリジナルに仕上げたものに権利はあるだろう。ロッテはパクリじゃねぇと思う。

基本的にロッテの応援に鳴り物はない。
大太鼓くらいだ。
日本のプロ野球には欠かせなかったメガホンもほぼ見当たらない。
大多数が拍手と観戦、そして一体感のとれた音頭である。
一体感をとる為なのか、、、もはや応援歌ではないような気がする。
いわゆる”詞”はほとんどない。それくらいシンプルで覚え易い。

これはこれで本当に面白い!初めて足を運んだ時には驚愕であった。
タオルと拍手とユニフォーム姿で応援する・・・新しい!本当に新しい。

アメリカナイズされているといえばそうだがちゃんと日本的なナニガシがそこにはある。
若干宗教的にも見られがちだがそこも尚新鋭的にさえ感じる。

なんと言っても”新しい”んだ。

今回の観戦時にも何点かみつけた。

まずは売り子。ド派手チア的な女の子が試合中にパンフを売り歩く。
これはちょっと他の球場では見たことがない。ビジネス的にも実験的にもいいんじゃない?
交流戦限定の花火もド派手でいい。本当によかった。
ブーイングもこの日本では”非日常”を演出していてアリだと個人的には思う。

総して何が言いたいかと言うと”ファン参加色”の強い応援なのである。
それを裏付けるように内外野ほぼロッテのユニフォームで埋め尽くされている。
しかも内野までの大多数がリンクした応援。つまり一体型であること。
応援のレベルは非常に高い。
ここまで一体化できる応援はセの阪神以外ではロッテだけだろう。
大概の球団は内外野別に応援団がいるんだぜ?

生まれた時から野球場に通っている私から言わせていただくと・・・
こんなにも恵まれた応援環境の球団はロッテしか見たことがない。
阪神はちょっと違う。喧嘩売るわけではないが何か「下品」なんだよ。
それはそれでいいし楽しいんだけど真新しさはみつからない。
いや、阪神は伝統的熱狂下品応援でいいのかもしれない。
地域密着性の歴史も長いしそれがある種の地域性なんだと思う。
実際に真弓、バース、岡田の頃は最強に面白かった。下品だったけど(笑汗)

我がヤクルトの応援を振り返ってみる。
まずは伝統的な「東京音頭」とビニール傘。これが我が球団のトレードマークである。

ヤクルトファンはこの上記2点の演出を楽しみに足を運ぶわけだ。
点が入る度に傘をさして踊る踊る!これが最高に楽しい!

我が宿敵巨人との対戦を例に・・・
ヤクルトが大差で負けていようとなんだろうと”点”が入れば

くったば~れ~読売~♪くったば~れ~読売~♪
はぁーあぁ~~おどりおーどりーや~の、ちょいと東京音頭~よいよい♪

ってな具合。10対1の試合でくたばってんのはこっちだろが(笑)

点さえ入れば踊れるんだ。点さえ入れば楽しめるんだ。点さえ・・・。
完封負けなんかの日には何のために来たのかさえわからなくなる。

最近はそうでもないが昔はそりゃーひどかった。
元超弱小球団だったから。

だからまだ俺様が小さい時なんかはこうだ。
対広島or対大洋(現横浜)戦への観戦が大多数を占めた。
さすがBOSSの叔父である。
なるべく”踊れる”、欲張れば”勝てる”確率の高いカードをチョイス。
現に叔父は対広島戦で相手打者・小早川のホームランボールをメガホンで捕ったことがある。

ホームランボールを欲しがる俺に構うことなく即外野に投げ返した。
ヤ党からは大歓声!これはノンフィクションだ。

昔からヤクルトの応援は地味なんだ。
応援団がいただけなかった・・・。

応援歌は中々に歌わない。
我が一族は車の中でばっちり憶えた応援歌が中々歌えずやきもきしていたものである。
選手名をひたすら連呼するばかり。つまらねぇー。
ある時酔っ払った叔父の堪忍袋がブチ切れて応援団と大喧嘩になった。
試合そっちのけで外野は大乱闘。

ただ・・・応援団長(故O田氏)が生きていたころはここまで酷くなかったんだ。
O田氏の実家は八百屋だったらしい。
仕事が終わってから駆けつける毎日なので登場は7回前後だったと記憶している。
O田氏は来るやいなや応援団に大怒鳴り!

地味な応援してんじゃねぞ馬鹿野郎!

そっからは応援歌の嵐!
まだ八重樫や若松が現役のころだね。マーク・ブロハードなんて外人もいたな。
この頃の助っ人外人の応援歌は持ち回りだったんだ。
ヤクルトの面白いところその1、日本人の応援歌まで持ち回りしやがる。
杉浦応援歌→稲葉応援歌(現日ハム)

しかも思い出してみると歌詞がなんとも面白い!
特に杉浦の応援歌

必殺仕事人の”あれ”から始まるこの応援歌だ。

♪パララー♪パッーパパパッパッパパパララー♪←(シャキーンって音が聞こえてきそう)

♪すぎうら~すぎ~うら~ぁぁ~おまえ~は~いい~おとこ~♪↓(最後下がる)
かっとばせーすぎうら!

♪すぎうら~すぎ~うら~ぁぁ~おまえ~は~いい~おとこ~♪↑(最後上がる)
かっとばせーすぎうら!

初めて聞いた時は大爆笑!
野球の応援してなくねぇ?なんだ?いいおとこ~♪って(爆)
しかもこの杉浦、決していい男だった記憶はない。

もう一つ挙げてみよう・・・現役の宮本慎也の応援歌。

♪どんな~打球で~も~逸~らさな~い~、しーんやのショートは日本一~♪
かっとばせーしんや!

おいおいおい・・・打撃の応援歌だろ?
応援歌作ったころはそりゃぁ宮本は守備の人で打撃期待できなかったけどそりゃねぇぜよ。。。
いまだにこのままの応援歌・・・3割打っても変わらず(笑泣)

ってな具合にまぁ楽しみは結構みつかるもの。

実は・・・この前のロッテ戦ではなんと、俺様ロッテのユニフォームに袖を通しての応援。
30にいただいた代物。

ロッテVS巨人戦観戦・・・_e0030106_206184.jpg

しかももうほぼ大体の応援歌は憶えていた。

”おまえにはヤ党のプライドはないのか?”
なんて声も聞こえてきそうだがはっきりいってそういったものには関係ないのが俺様。

プロ野球の試合を存分に楽しむことに焦点を当てるのが”オレ流”

酒をたらふく飲み、一緒に足を運んだ仲間達に強要するわけでも勿論ない。
みんな酒を飲んで試合、応援、雰囲気なんかを楽しむ!
手が真っ赤になるまでメガホンを叩く、声が枯れるまで叫んでみる!
それがプロ野球を楽しむ本質であると思っているからだ。

前に書いたと思うが、昨年のヤクルト×阪神戦、プレーオフのチケットを阪神ファンに押さえられていた試合、もう優勝も決まっているのに神宮は9割がた阪神ファン。まっ黄色。

たしかSメ含む3名ほどで観戦に訪れた俺たちは泥酔の果てに両方応援していた。
だってもう勝ち負け関係ないし。
表も裏も関係なしに誰よりも一喜一憂できるんだ。そんな観戦の仕方もあるだろう。

ただ・・・巨人だけは応援しなかった。今でも出来んのだ!

何故か・・・昔から巨人対セ5球団なんだよはっきり言って。
巨人が負けさえすれば他球団ファンは機嫌がいい。叔父も昔からそうだった。

ヤクルトは元超弱小球団だったでしょ?
優勝決定に絡む他試合・・・例えば2位中日対5位ヤクルトとする。
2位中日が負ければ巨人優勝ってな具合の試合なんかそりゃ酷い。
ヤクルト側の外野スタンド3分の1は巨人ファンなんだんだから。
たまりかねて「巨人ファンは出てけこの野郎ー!」ってなもんだわさ。
馬鹿にすんのもいい加減にしろー!!

やっぱりね”元超弱小球団ヤクルト”ファンとしては同じ暗黒時代あったチームは結構好きなんだ。「弱気を助け強きを挫く」この言葉が大好きなんだ!

まぁマニアなんだけど気軽にプロ野球を楽しんでますわ!

最後に言いたい。

球界の盟主である読売ジャイアンツ!
頼むから伝統あるあの応援スタイルに戻してください。
セ・リーグ代表である巨人軍はあんなことをやってはいけません。
新しいモノはもっと違うところから取り入れて欲しいと願う今日この頃です。
by seabura_cha_cha_k | 2006-06-12 20:09 | 野球・・・
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